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腰痛に関する患者様向け書籍のご紹介 [腰痛]

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腰痛持ちの患者さんにお奨めの書籍をご紹介いたします。

書籍
「腰痛のナゼとナゾ」 菊地臣一著 株式会社メディカルトリビューン(2011. 8) 定価:1365円(税込)

福島県立医科大学理事長兼学長 菊地先生は「腰痛の名医」として名高く、先生がこれまで発表されてきた、医師向けの著書・論文は数多くにのぼっています。
ご紹介する書籍は、先生が初めて腰痛の患者さん向けに書かれたものです。
私は、腰痛で来院される患者様には、この書籍から得た知識をもとに腰痛へのアドバイスを行っています。

書籍の章の構成は以下のとおりです。
第Ⅰ章 「腰痛」はどこから来る?ト複雑多彩な原因を考える
第Ⅱ章 腰痛に効く治療法はあるのか?- 有効性の証拠を探す
第Ⅲ章 腰痛との共生-少しぐらい痛くてもいいではないか
補章 腰痛に隠れている可能性のある重い病気

第Ⅰ章では腰痛の通説の真偽を、国内外の研究結果をもとに分かりやすく解き明かし、最近の研究報告から腰痛には心理社会的因子が大きく関与していると説いています。
第Ⅱ章では、腰痛に対して行われている主な治療法が、効くのか否かを検証しています。
第Ⅲ章では、腰痛で悩んでいる人にとって役立つ、具体的なアドバイスを説明しています。
最後に補章では、腰痛をきたす病気を解説しています。

★原因となる病気が見当たらず、慢性的な腰痛で悩んでいる患者さんには以下の節を飛ばし読みするだけでも、腰痛の痛みから解放されるヒントが見つかるかもしれません。
①P.40「腰痛は心理・社会的な影響が大きい」~P.49「人々の意識を変えた、マスメディアからの情報提供」
②P.91「『認知の歪み』に気づき、それを変える治療法」~P.93「認知行動療法に希望の灯?」
③第Ⅲ章の全節

おわり



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