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「脳で治す腰痛DVDブック」その2 [腰痛]

前々回のブログの続きとなります。

 書籍「脳で治す腰痛DVDブック」(以下、「腰痛ブック」)が推奨する腰痛対策を私なりにまとめると次のようになります。


◆対策その① 書籍付属のDVDを観る
・・・DVDを観て正しい知識を身に付け腰痛に対する恐怖を取り除く
◆対策その② 書籍で紹介している「これだけ体操」を実践する
・・・体を動かすことで、動いても大丈夫と自信をつけて恐怖を減らす
(対策その①・②でも腰痛が改善しない場合は)
◆対策その③ 認知行動療法を受ける
・・・カウンセリングや運動などを通じて物事のとらえ方を変える

【認知行動療法】
 認知行動療法とは,人間の気分や行動が認知のあり方(ものの考え方や受け取り方)の影響を受けることから認知の偏りを修正し,問題解決を手助けすることによって精神疾患を治療することを目的とした構造化された精神療法である.行動療法(学習理論に基づく行動変容法・理論の総称)と認知療法(認知や感情に焦点を当てる心理療法)とを併せたものが認知行動療法と解釈されており,従来,他の心理療法よりも比較的短期間で治療効果が認められるとされ,パニック障害,強迫性障害,摂食障害,不安障害などに効果があると言われている.
引用:「腰痛診療ガイドライン2012」


 対策その①は認知行動療法の中の「認知療法」の一種です。また、対策その②は認知行動療法の中の「行動療法」の一種です。つまり、本書籍では「慢性腰痛の対策には『認知行動療法』が重要です」と説いているのですね。

 そこで、「認知行動療法」の知識を深めるために参考となる書籍を、2回に分けてご紹介いたします。

【1】「腰痛のナゼとナゾ」 菊地臣一著 ⇒対策その①の参考になります
 菊地臣一先生(福島県立医大理事長兼学長)は腰痛研究の第一人者です。この書籍は、その先生が腰痛患者向けに執筆されたものです。
 腰痛に関する正しい知識を得るには打って付けの書籍です。もちろん、「認知行動療法」についても記載されています。
 以前に私のブログでもご紹介しておりますので、詳細はこちらをご覧ください。
(補足)
 菊地先生は「腰痛ブック」内でも腰痛に関する見解を述べられております。付属DVDにも登場されております。

 長文となりました。次回は、「腰痛診療ガイドライン2012」と、「これだけ体操」考案者 松平先生のご著書「新しい腰痛対策Q&A21」についてご紹介いたします。
(次回につづく...)

 最後までお読みいただきありがとうございました。



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